http://www.zoglo.net/blog/jinzhengxiong 블로그홈 | 로그인
人生山あり谷あり。
<< 11월 2024 >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

방문자

나의카테고리 : 일본설화

12『白米城(はくまいじょう)』
2011년 11월 10일 21시 49분  조회:2308  추천:0  작성자: 망향
12『白米城(はくまいじょう)』
 
―青森県―
 
 むかし、戦国の世には、日本のあちこちでいくさがあった。力の強い者が力の弱い者をほろぼして、自分の領土をどんどん広げていった。だけれども、力は弱くても、山の上の城を持っていれば、なかなか、いくさには負けなかった。どこから敵が来てもすぐに分かるし、矢を射たり、石を投げつけたりして、防ぐことができる。
 陸奥(むつ)の国、青森県に、大茂城(だいもじょう)という山城(やましろ)があった。あるとき、隣りの国の南部(なんぶ)弥太郎(やたろう)が大軍でせめてきた。それでも大茂城では、山の地形を利用して、南部勢(なんぶぜい)を防いでいた。ところが、山の上にある城だから、井戸の水がでない。おまけに、ここのところ雨も降らなかったから大変だ。何日も城にたてこもっているうちに、城に蓄(たくわ)えてあった水も、だんだん無くなっていった。
 それを知っている南部勢は、
 「水が無くなれば、我(わが)軍の勝利だ」
といいあい、城を遠まきにして見守っていた。
 ある日のこと、南部の見張りが大茂城の様子をうかがっていると、不思議なことが起った。水が無いと思っていた大茂城では、ザァーザァーザァーと水をぶっかけては馬を洗っている。見張りがさっそく、南部の殿様に報告すると、殿様は考え込んでしまった。
 「うーん、敵に水さえ無くなれば、いっきに勢めほろぼすつもりであったが、水で馬を洗うとは、きっとどこかに水の出る所があるに違いない」
 しかたなし、城を勢め落すのをあきらめ、引きあげようとしたとき、一人の老婆に出会った。南部の殿様は、
 「これ、これ、大茂城には、どこか水の出るところがあるのか」
と聞いてみた。老婆は、
 「いーや、あの城には水の出る所などありゃぁせん」
 「でも、城の中では、水で馬を洗うておるというではないか」
 老婆は、ハッハッハッハッと高く笑うと、
 「ようく見なされ、あれは水ではなく、白米じゃ。雀(すずめ)がチョコチョコついばんでいるのが何よりのあかしじゃ、馬を白米で洗うて、水のように見せかけているわけじゃよ」
 南部の殿様は、老婆のことばにハッとした。
 「そうだったのか、うまうまとだまされるところであった」
というが早いか、大声で、
 「ものどもー、よーく聞け、大茂城には水が無いぞー。相手は弱っている。今こそ、あの城をせめおとせーー」
と、号令をかけた。殿様のことばに勢いづいた南部の軍勢は、それーっとばかり、大茂城へ押しよせた。
 水が無くて身体が弱りきっていた大茂城の軍勢は、戦う気力など、ありゃぁせん。あっという間に大茂城は落ちてしまった。
 それからというもの、城の秘密(ひみつ)を教えてしまった老婆の家では、皆、早死にをするようになった。
 人々は大茂城で死んだ者達のたたりだろうとうわさしたと
 

[필수입력]  닉네임

[필수입력]  인증코드  왼쪽 박스안에 표시된 수자를 정확히 입력하세요.

Total : 166
번호 제목 날자 추천 조회
6 6『竜宮猫(りゅうぐうねこ)』 2011-11-10 0 2309
5 5『木仏長者(きぼとけちょうじゃ)』 2011-11-10 0 2441
4 4『田之久(たのきゅう)』 2011-11-10 0 2467
3 3『偽(にせ)の汽車(きしゃ)』 2011-11-10 0 2535
2 2『十伝(じゅうでん)どひと日見(ひみ)の狐(きつね)』 2011-11-10 0 2367
1 1-1『おりゅう柳』 2011-11-10 0 2267
‹처음  이전 4 5 6 7 8 9 다음  맨뒤›
조글로홈 | 미디어 | 포럼 | CEO비즈 | 쉼터 | 문학 | 사이버박물관 | 광고문의
[조글로•潮歌网]조선족네트워크교류협회•조선족사이버박물관• 深圳潮歌网信息技术有限公司
网站:www.zoglo.net 电子邮件:zoglo718@sohu.com 公众号: zoglo_net
[粤ICP备2023080415号]
Copyright C 2005-2023 All Rights Reserved.