http://www.zoglo.net/blog/jinzhengxiong 블로그홈 | 로그인
人生山あり谷あり。
<< 11월 2024 >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

방문자

나의카테고리 : 일본설화

30『芋(いも)ころがし』
2011년 11월 10일 22시 01분  조회:2018  추천:0  작성자: 망향
30『芋(いも)ころがし』
 
―埼玉県―
 
 むかし、あるところに庄屋さんがあって、お祝いごとがあったそうな。
 そこで、村人たちもお呼ばれて、ご馳走になることになったと。
 村人たちは、寄るとさわるとこの話
 「なんでも、めいめいに膳(ぜん)がつくっちゅうぞ」
 「へぇ、そういうんだが・・・。膳ちゅうたらなんでも、箸の使い方から食べ方まで決まりがあるそうだが」
 「へぇ!? そんなにやかましいもんかや」
 何せ田舎のことなので、ご馳走の席の作法などは、とんと縁のない者ばかり。
 あっちで、「こまったぁ」。
 こっちで、「どうしたもんか」。
 うれしさ半分、こまった半分。
 そこで、みんなはお寺の和尚さんのところへ相談に行ったそうな。
 「よしよし、それなら、わしのするようにまねるがええ。わしは作法を、ちゃんと心得とるでの」
というので、いよいよその日、村人たちは、和尚さんを先頭に大安心して出掛けて行った。
「お庄屋さま、今日はどうもおめでとうごいます。みんなしてお呼ばれにやって来ましただ。よろしくお願いしますだ」
 「おうおう、よく来てくれた。さぁさ、あがってくだされや」
とか、なんとか、あいさつをかわすうちに、やがて祝儀の膳が出て、みんなは席についた。
 庄屋さんが、
 「さぁさぁ、冷めないうちに食べて下され」
とうながすと、みんなの首が、いっせいに、ずらぁっと横を向いて、和尚さんの動きを、じいいっとくいいるように見つめた。
 すると、和尚さんはまず、里芋を箸でつまんだ。が、つるっとすべって、里芋をコロコロ転がり落とした。
 これを見た村人達は、
 「ほほう、芋ひとつ食うのにも、ああやって転がさねばならんのかや。作法っちゅうのは、ややこしいものじゃなぁ」
と、さっそくその真似をして、我も我もと里芋を箸でつまんで、わざとコロコロ転がし落としたと。
 さあ、和尚さんはびっくり。
 「これは困ったことになったわい」
と、大あわてにあわてて、
 「えへん、えへん・・・」
と、せき払いをした。
 すると、みんなもこれを真似て。
 「えへん、えへん」
とする。
 和尚さんは、いよいよ顔をしかめて、
 「これ、これはちがう」
と、ひじで隣の者を突いた。
 村人たちは、そこでまた、
 「それ、こんどはひじだ」
とばかりに、つぎつぎにひじでコツン、コツンと突いていった。
 ところが、一番おしまいにいた者が、もう誰もいないので、
 「和尚さん、わしのこのひじは、どこへ持っていったらよかろうか」
ときいた。
 和尚さん、いよいよ困りはてて、逃げ出したくなったそうな。
 こんでおしまい ちゃんちゃん。
 

[필수입력]  닉네임

[필수입력]  인증코드  왼쪽 박스안에 표시된 수자를 정확히 입력하세요.

Total : 166
번호 제목 날자 추천 조회
6 6『竜宮猫(りゅうぐうねこ)』 2011-11-10 0 2299
5 5『木仏長者(きぼとけちょうじゃ)』 2011-11-10 0 2437
4 4『田之久(たのきゅう)』 2011-11-10 0 2451
3 3『偽(にせ)の汽車(きしゃ)』 2011-11-10 0 2530
2 2『十伝(じゅうでん)どひと日見(ひみ)の狐(きつね)』 2011-11-10 0 2356
1 1-1『おりゅう柳』 2011-11-10 0 2262
‹처음  이전 4 5 6 7 8 9 다음  맨뒤›
조글로홈 | 미디어 | 포럼 | CEO비즈 | 쉼터 | 문학 | 사이버박물관 | 광고문의
[조글로•潮歌网]조선족네트워크교류협회•조선족사이버박물관• 深圳潮歌网信息技术有限公司
网站:www.zoglo.net 电子邮件:zoglo718@sohu.com 公众号: zoglo_net
[粤ICP备2023080415号]
Copyright C 2005-2023 All Rights Reserved.