http://www.zoglo.net/blog/jinzhengxiong 블로그홈 | 로그인
人生山あり谷あり。
<< 11월 2024 >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

방문자

나의카테고리 : 일본설화

3-43『これ彦八(ひこはち)、早(は)よ話(はな)せ』
2011년 11월 22일 12시 50분  조회:4176  추천:0  작성자: 망향

3-43『これ彦八(ひこはち)、早(は)よ話(はな)せ』

 

―島根県―

 
 昔あるところに彦八がおった。
 彦八の近所に禅寺(でら)があった。茶菓子をめあてに、彦八はいつも遊びにいっていた。行くたびに和尚さんは、
 「彦八、珍しい話はないか」といわれる。そこで彦八が話をすると、和尚さんは、
 「それは嘘ではないか」
というのがくせであったと。ある日も、
 「彦八、珍しい話はないか」
といわれたので、彦八、
 「和尚さんはいつでも『嘘ではないか』とおっしゃるので、今日は話さない」
というた。そしたら和尚さん、
 「いまからは決して『嘘ではないか』と言わぬ。いわぬから話せ。もしいうたら、わしの頭をなぐってもいい」
といわれた。
 「そんなら、まあ、しましょうかい。
  今日、ここへ来る途ちゅうで珍しいものを見ました」
 「ほう、どんなだ」
 「寺の石段の下の茶店の爺(じい)に呼び止められまして、『いい茶釜が手に入ったので飲んで行け』とうれしそうに言われました」
 「ふむふむ」
 「ことわるのも何んじゃ思うて呼ばれて来たんですがの、爺が自慢するだけあって、それはうまい茶でした」
 「ほう、わしもあとで立寄ってみるか。して、茶釜は一体どんなだった」
 「はい、桐の木の茶釜で茶を沸かしよりました」
 彦八がこういうたら、和尚さん、思わず、
 「それでは茶釜が燃えるではないか。これ彦八、そりゃ嘘じゃろう」
といわれた。
 彦八、和尚さんの頭をポカリなぐったと。
 次の日、彦八は、また、寺に行った。
 そしたら和尚さん、
 「これ彦八、昨日のなぐられた頭がまんだ痛いわい」
 「そりゃあ、ええあんばいです。痛いうちは『そりゃ嘘じゃろう』とは言われませんじゃろうから」
 「ふむ、それもそうじゃ。今日は嘘じゃろうとはいわんから、何か珍らしい話はないか」
 「ないことはないですが、はたして終(しま)いまで話すことが出来ますかどうか」
 「何んじゃ、どんな話じゃ。決して『嘘ではないか』と言わぬ。いわぬから、早よ話せ」
 「それでは。昨日和尚さんをなぐった帰りのことですがの」
 「ふむ」
 「和尚さんをなぐった当座は、気持がスカッとしとったんですがの、歩いているうちに何やら心が落ちつかなくなってきよりました」
 「ほう、そうじゃろう、そうじゃろう」
 「たたりがありはせんかいなあ思いまして、それで験(げん)なおしに村の鎮守さまを拝んでおこうて思案しまして、一本橋を渡りよった」
 「これ彦八、うーん、まぁよい、話せ」
 「真中どころへさしかかったとき、橋がぐるりとまわり、この彦八、必死にぶらさがったげな。ぶらさがって、ぶらさがって」
 彦八、このあと、ぷっつりおしだまった。話さない。まだ話さない。
 「これ彦八、どうした。その先をはよ話せ」
 「いや、話さない」
 「話せ」
 「はなせば落ちる」
  昔こっぽり

[필수입력]  닉네임

[필수입력]  인증코드  왼쪽 박스안에 표시된 수자를 정확히 입력하세요.

Total : 166
번호 제목 날자 추천 조회
6 6『竜宮猫(りゅうぐうねこ)』 2011-11-10 0 2307
5 5『木仏長者(きぼとけちょうじゃ)』 2011-11-10 0 2438
4 4『田之久(たのきゅう)』 2011-11-10 0 2466
3 3『偽(にせ)の汽車(きしゃ)』 2011-11-10 0 2532
2 2『十伝(じゅうでん)どひと日見(ひみ)の狐(きつね)』 2011-11-10 0 2366
1 1-1『おりゅう柳』 2011-11-10 0 2264
‹처음  이전 4 5 6 7 8 9 다음  맨뒤›
조글로홈 | 미디어 | 포럼 | CEO비즈 | 쉼터 | 문학 | 사이버박물관 | 광고문의
[조글로•潮歌网]조선족네트워크교류협회•조선족사이버박물관• 深圳潮歌网信息技术有限公司
网站:www.zoglo.net 电子邮件:zoglo718@sohu.com 公众号: zoglo_net
[粤ICP备2023080415号]
Copyright C 2005-2023 All Rights Reserved.